カメラ歴10年が教える「花火写真の綺麗な撮り方」

花火大会が多くなってきた今の時期、カメラ初心者の方が挑戦したいのが花火を綺麗に撮るということですよね。
どうやったら綺麗な花火の写真が撮れるのか、簡単にまとめてみます。

動画でも解説しているのでこちらでもご覧ください。↓

まず花火の写真を撮るときに
大事なことが6点あります。

○シャッター速度
○絞りの調節
○ISO感度の調節
○事前のピント調節
○構図とレンズ選び
○場所取り

多く思いますが、基本的に撮影前に設定したりすることがほとんどなので安心してください。(三脚はもちろん使うものとします)

==============================================================

【シャッター速度の調節】

まず、花火を撮るときに一番優先すべきなのは、
シャッター速度の調節です。

シャッター速度というのは、カメラの光を取り込む窓がどれくらいの時間空いているかという時間の長さのことです。

シャッター速度の時間が長ければ長いほど、
花火の火花が描く線を拾うことができます。


花火の規模にもよりますし、画面内にどれくらいの花火の線を入れたいかにもよりますが、
花火の線を拾って、花火が丸く映るようにしたければシャター速度は【8〜15秒程度】がいいかと思います。
特に綺麗に写る”最初とフィナーレ“は10秒くらいで十分でしょう。
長すぎると、線が多すぎて真っ白な写真になってしまいます。

逆に、落ち着いた花火がちょこちょこ上がってる時間帯は20秒以上開いていても綺麗に写るかと思います。

(※余談ですが、手持ち花火なんかを撮るときはシャッター速度をあえて早くして火花を切り取るのも綺麗だと思います↓)

==============================================================

【絞りの調節】

これは、シャッター速度の遅さに合わせて必然的に調節しなくてはいけないものです。
(F値というものの大小で表されています)

絞りというのは、先ほど言っていた「光を取り込む窓」大きさに当たる部分です。
F値が小さければ小さいほど、この窓の大きさは大きくなりF値が大きければ大きいほど窓は小さいということになります。
窓が大きいということは、少しの光でも明るく写るということです。
なので、シャッター速度が数十秒という、
光を大量に取り込んでしまうような時には絞り(F値)は出来るだけ大きい方が望ましいです。

カメラを触っているとわかるかと思いますが
例え夜とはいえシャッター速度を数十秒にすると画面が明るくなっていくと思います。

F値を上げる(16〜22くらい)と画面の明るさが落ち着いて
花火を撮影しても綺麗に写ります。



==============================================================

【ISO感度の調節】

これも、シャッター速度に合わせて調節しなければいけないものです。

ISO感度とは、光を受け取るセンサーの感度を数値で表したものになり、
数字が大きいほど感度がいいということになります。
(数値が大きいほど、少ない光でも綺麗に写るということ)

ですので、先ほどと同様に長時間光を受けるのでISO感度も
できるだけ小さい方がいいかと思います。(ISO100〜400ほど)

こちらも撮りたい写真のイメージに合わせて明るさをみて調節すればいいかと思います。

==============================================================

【事前のピント調節】

先ほどから、調節調節と値をいじらないといけないものが多いじゃないか。
それじゃあ花火を見れないじゃないかと思われた方もいるかもしれません。

ですが、このピント調節も先程までの値も全て事前にある程度調節できます。
おそらく花火大会が行われる場所には、他にも光源があるはずです。
例えば、夜景や街灯など(街灯の光は花火より強いです)

なので、花火が始まる前にその光を頼りにある程度先程言っていた値を調節しておきましょう。
(始まってからの微調節は必要ですが…)

そして本題のピント調節ですが、
ピントをどうやって事前に合わせるかというと、
こちらも先ほどと同じように花火が打ち上がるあたりにある光にピントを合わせておけばいいのです。
気の利いた花火大会では、スタートの少し前に1.2発調節用の花火を打ってくれるところもあります。
MF(マニュアルフォーカス)にしておけば、自分が調節した場所でピントを固定できます。
(※撮影中に触らないように気をつけましょう)

==============================================================

【構図とレンズ選び】

そして、一番難しいのがこの構図選びとレンズの選択です。

構図に関する記事はこちらです↓

ここに関しては、さすがに経験を積まないとできない部分でもあります。
いい構図で花火を抑えないと、いい写真とは言えません。
花火を写すだけなら誰でもできますが、

それよりもっとより良く見せるためには構図作りが何より大切になってきます。

上の写真は中望遠レンズ(40mm〜60mm)で撮影したもの。
下の写真は広角レンズ(12mm〜18mm)で撮影したものです。


印象と、写っている範囲が違います。
花火全体を撮れているのは下の写真ですが、個人的には上の写真も気に入っています。

このようにレンズと構図によっても、写真の印象は変わってきます。

レンズの選択と、他にも人物を入れて撮る花火の写真も最近流行っています。

自分の好きな構図を見つけてみましょう。

==============================================================

【場所取り】

これは、ただ花火を見るだけでも選ぶでしょうから当たり前っちゃ当たり前ですよね。

もちろん前に建物があったり、人が前にたくさんいるような場所では撮りずらいですよね。
地面から見上げるように撮るのか、高いところへ登って上の方から撮るのか
それによっても写真の印象は変わってきます。
ただ場所取りに関してはマナーを守って撮影しましょう。
人が多いところで、身長以上の高い三脚を立てることは、後ろの人も迷惑になります。

=============================================================

いかがだったでしょうか、
花火を撮るのも簡単なようでとても難しいです。

もちろん花火を見たいという気持ちもありますよね、でも最近はオートでシャッターを切ってくれるものもありますし。
慣れてくれば、最初の数分で設定と構図を決めちゃって、あとは見ながらたまにシャッターを押してあげるだけ、とかもできるようになります。
とにかくたくさん撮って経験を積むといいでしょう!

みなさん楽しい夏を過ごしてください。

関連記事↓

2件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です